塾長・境田ニ也先生は家庭教師歴1年、個人塾5年、そしてフランチャイズ加盟から4年という教師歴の持ち主。以前は大手楽器メーカーで、世界を相手にドラムを売る営業マンだったそうです。
「これから生まれ、これからを生きる人を育てたい」 そう思って教育業界に飛び込んだ先生に、お話をうかがってきました。 |

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●フランチャイズ加盟までの経緯を教えてください。
はじめは家庭教師、生徒は小学2年生一人だけでスタートしました。色々苦労もありましたが、口コミで生徒が増えていき、家庭教師ではまわりきれなくなって個人塾を始めま
した。
始めた塾の名前はe恵塾(しゅうけいじゅく)。光り輝く、恵みの塾という意味です。この塾として5年間。おかげさまで生徒はそれなりに増えたのですが、運営は自己流だったので、経営的には苦労も多かったのです。保護者からの『もう少し安くなりませんか?』の声に負けてしまって、利益は思ったほど出せず、経営を本格的に学ぶ必要を感じていました。
そんな時お会いしたのが名学館のスーパーバイザーの方です。その指導スタイルと塾運営のノウハウに惚れ込んで、4年前に名学館に加盟しました。
●個人塾ではじめた時に生徒が集まった理由は何だとお考えですか?
学習塾が生徒に学習指導をするのは当然の職務ですが、それ以外(あるいはそれ以前)に、教育サービス事業として顧客のニーズに応えることが必要とされているように感じます。そのためか、「塾っぽくない塾だ」と言われることもありました。具体的には『生徒のやる気、自主性を伸ばすためのサポート』を大切にしています。引き受けるからには成績をのばす!そのためにはまず生徒のやる気を伸ばす!基本ですよね。今は、結果を見せないと生き残れない時代ですから、いつでも真剣勝負です。
生徒が順調に集まってくれたのは、やはり口コミの力が大きいでしょうね。口コミで来てくれた生徒の親が、また誰かを紹介してくれることもよくありました。
●どうしてeトレを導入されたのですか?
個人塾を始めた9年前から、たくさんの保護者の方にいつも言われ続けてきた言葉があります。
『塾には行くけど、家で勉強しない』
それをどうにかしたい、という思いでeトレを導入しました。家でなんとか勉強してもらうために、eトレを活用しようと思ったのです。
●「いまどきの生徒は家で勉強しない。だからeトレを使って塾で演習させる」このような運用方法が一般的なのですが。・・・宿題プリントを持たせたら、生徒はやってこないのではないですか?
いいえ、やってこない生徒はいませんよ。確かに使い方はeトレのスタンダードなスタイルとは違います。保護者からの要望もあって、家に持って帰ってやってきてもらう形にしたのですが、教室のスペースの関係でそれしかできなかったというのが本音です。しかしこれが怪我の功名と言いますか・・・。
本当にみんなしっかりやってくるんですよ。うちではこの講座を『トレーニングプリント講座』、略して『トレプリ』と呼んでいます。
●トレーニングプリント講座『トレプリ』の料金設定(月額)を教えてください。
本科の個別指導は1:1から1:5までありますので、『トレプリ』でのプラス料金は、それぞれ選択している個別指導のクラスや学年によって違います。最低1800円で一番高い生徒で3600円。本科生には授業料とセットでお得感のある料金設定をしています。一方でトレプリを単独で受講される場合には別料金を設定しています。
毎日5教科、各1回分(10分程度)ずつだけを持ち帰らせます。生徒は授業がない日もプリントをもらいに塾に来るんです。プリントを持ってきたら点数入力をして、続き問題を渡します。生徒はこれを必ずやってくるんです。しかも毎日塾にプリントをもらいに来るので、塾も活気付いて、周りからも毎日たくさんの生徒が通う塾に見えますよね。
毎日1枚ずつ、自分用のプリントをもらえる。宿題をやらされている感覚はないんです。
やる気のある生徒は一日にたくさん持って帰りたいと言うのですが、1教科1枚。それ以上は出しません。トレプリは食事で言うと、外食と家庭での食事の中間、そんなイメージなんです。
●実際にeトレを使っているのはどんな生徒ですか?
現在北阿佐ヶ谷校では、小学1年生から高校3年生までの19名がトレプリを受講しています。どの学年の生徒にも有効に使えています。
トレプリは、毎日勉強するクセと、毎日塾に通うクセを身につけるには最適です。毎日生徒の顔を見て声をかけながらプリントを渡せるので、生徒にとってもモチベーションを持続しやすいんです。
●夏期講習ではどのように使われたのですか?
夏期講習中のトレプリ受講料金は、ひとり平均12000円。夏期講習中は全生徒の約半数がトレプリ講座を受講して大盛況でした。プリントは使い放題。「毎日来て勉強していいよ」と言ってありましたが、プリントの使用頻度は生徒によって個人差がありました。ちょうど、食べ放題のレストランと似ていると思います。いくら食べてもよいというお得感と実際には食べきれないほどの圧倒的な量と、質の高いレシピで、顧客満足度はかなり高かったようです。
プリンタが(びっくりして?)エラーを起こすほどトレプリを大量に出力したこともありましたが、その割には紙代、インク代、トナー代は思った以上にはかからず、この夏のトレプリだけでも十分利益が出ました。
●テスト対策では活用されていますか?
テスト前は無料でさせています。これは、トレプリを全員に体験させるいい機会だと考えています。また、この塾のサービスという面でもプラスになっています。もちろん保護者の方からの評判もいいです。
●毎日1枚ずつで…学習成果はいかがですか?
ある中学2年サッカー部員の一例です。サッカー少年ですからもちろん毎日練習で、eトレをはじめるまでは勉強する習慣などない生徒でした。1日、5教科、毎日1つのトレプリ。4月からはじめて、前期末テスト(夏休み前のテスト)で、各教科10点以上あがったんです。5教科で50点以上です。すごいですよね。私もここまでとは思いませんでした。
使い始めてすぐに結果がでました。
●eトレのいいところを教えてください。
eトレのいいところは、苦手科目はゆっくり、得意なものはどんどん進めるところ。また、学校の進度にも合わせやすく微調整がきくので重宝しています。
『先生、今日学校で方程式やったから、方程式出して。』といった具合に。
それから、こちらが学校の授業に合わせて生徒の底力をつけてあげているので、学校の先生が喜んでいたと生徒から聞いたこともありました。
●eトレを今後どのように使っていきたいとお考えですか?
教室が大きくなったら、eトレのスタンダードな使い方『授業+eトレコース』にぜひ挑戦したいです。そしてオプションコースでどんどん利益を上げて、ぐんぐん成績を伸ばす。うーん、楽しみです。
ともすれば「教育で稼ぐのはよくないことだ」というような風潮があるように感じますが、教育サービス事業従事者として、経営者として、経験上、そのようなことを言っていてはと、業界の先行きを懸念しております。授業料を値下げしたら、もうからないのは当たり前ですが、それ以上に自分で自分の塾の価値を下げることになる。サービスが悪くてはお客様に満足していただけない。どんな仕事でも同じだと思っています。
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